HGウルトラマン02 レビュー
2020年4月発売。1回400円。全4種。
復活したHGウルトラマンの第2弾。
コロナウイルスによる緊急事態宣言等の影響で発売からだいぶ遅れたものの、無事に入手することができました。
↓1弾のレビューです。
↓3弾のレビューです。
カプセルは前弾と同様に、ピンク、黄色、水色の三色展開。
タイガ/ゴモラ→ピンク
ジード→水色
ベリアル→黄色
で固定っぽいです。
ゴモラとタイガでは微妙にカプセルの大きさが違っていて、ゴモラの方が大きい。さすが正統派怪獣だけあってボリューム満点。
ミニブック。
最新ヒーローのタイガが1番目だと思っていたけどジードがメイン扱いですね。発売タイミングは「ウルトラマンクロニクル ZERO&ZEED」を放送してるからでしょうか。
では以下、4種紹介。
ウルトラマンジード プリミティブ
ウルトラマンジードの基本形態。初代ウルトラマンとベリアルのカプセルを使用して朝倉リクが変身する。
HG化は初。
ジードは最新作「ウルトラマンゼット」にもギャラクシーライジングという新フォームで登場が決定しており、活躍が楽しみ。
背面。
前傾姿勢で今にも飛びかかってきそうな荒々しい、プリミティブのいえばコレでしょう!なポーズ。
成型色は、台座と同じ灰色。
頭部。金型の抜きの関係か、おでこに線が入ってしまっているのがやや残念。
シワの再現度も高いし、そのシワに食い込むようにラインの塗装も細かい。特に首下と腹部。
手の造形がすごい。このサイズなのに、指先まで力入ってる感じが良く出てます。
完全塗装のフィギュアーツと比較。
太ももや足首、背面等の一部の黒や赤の模様が塗装省略されてます。元々プリミティブは模様が複雑なので、これでも頑張ってると思うけど、前弾の方が塗装は細かかったな...
モールド自体は(薄いけど)彫られているので、リペイントするのもアリ。
ウルトラマンタイガ トライストリウム
タイガ、タイタス、フーマ、そしてヒロユキの4人の心を1つにして誕生した勇者。
ウルトラマンタイガ第16話「我らは一つ」で初登場。
トレギアの策略で闇に堕ちたタイガ。タイタス.フーマ.ヒロユキがチェンジしながら全員でタイガを助け、目覚めたタイガを中心に4人でトライストリウムにパワーアップ。
画作りもストーリー展開も、歴代ウルトラマンのパワーアップ回の中で一、二を争う感動的な展開だったと思う。
タイガのHG化は前回に引き続き2度目のラインナップ。流石最新ヒーローは優遇されてる。
背面
プロテクターの丸ポッチが塗られてないのは仕方ないけど、尻部の模様とブーツの縁の銀色は塗って欲しかったかなぁ、、いや大分細かい模様だから大変なんだろうけど。
全身赤なので成型色も赤色かと思いきや、中を見てみると灰色の成型色の上から全身を塗装しているようです。
頭部の赤い塗装はボディの赤と異なり、メタリックレッドで再現。
タイガトライブレード。劇中では刀身が真っ赤に包まれてますが、HGでは銀一色なので目立つ。
タイガトライブレードの後部にはタイガ、タイタス、フーマのカラータイマー型のレリーフがしっかり再現。
ボイスドラマではタイタスが「私の要素が少ない」といじけていたので、是非タイタスやフーマにも単独のパワーアップ形態を用意してあげてほしい..(笑)
「次の機会にPART2」
今回もタイガスパークは別パーツで再現。(接着済み)
しかも前回より再現度が高い。塗装は赤でベタ塗りだけど、赤いタイガスパークもこれはこれで良いんじゃないかと思う。パワーアップっぽくて。
ノーマルタイガと。トライストリウムの華やかさが際立つ。
追記
トライストリウムをリペイントしてみました。
トライブレードは塗装した方が映えますね。
ウルトラマンベリアル
悪のカリスマ。怪獣墓場の怪獣を暴れさせたり、自らも巨大化したり、フュージョンライズしたりと大活躍。
タイガには手がバナナみたいなニセモノが登場したりと、これからも色々とウルトラヒーローの前に現れそうな感じはする。
ベリアルは大小様々なフィギュアが立体化してきましたが。同一シリーズでの立体化はDGウルトラマン2に続いて2度目。
背面もほぼほぼ塗装されてます。(若干。本当に若干塗装が省略されてます)
なんで台座が茶色なのかなーと思いましたが。
なんと、ベリアルの成型色はゴモラと一緒の茶色でした。全身塗装されてる!!!!
1回あたりのシリーズで使える成型色の数が決まっているらしく、今回は灰色と茶色を使ってるようです。
模様に合わせてパーツを分割しています。すごい。
目は2種類のオレンジが使われてます。もしかしたらただムラになってるだけかもしれませんが、グラデーションっぽい雰囲気出てます。
デジタルグレードの立体印刷には敵わないけども、なかなか良い。。
長年に渡る活躍を見届けてきたので、ジード最終回で、回想シーンを踏まえて異次元空間で大爆発する姿は色々と感慨深いものがあった。
前段のイーヴィルティガとダークネスヒールズ組で。ジャグラー、カミーラ、ダークザギも続いてほしい!!
ゴモラ
今回の怪獣枠。ボリューム満点。
大怪獣バトルですっかりヒーローになったゴモラ。
ギンガ劇場版SP2ではレイオニックバーストやEXゴモラといったノーマルゴモラより強そうなゴモラと大乱戦したのに勝ったのはこのノーマルゴモラ。初代補正。
その後はギンガSで正義の心を取り戻したビクトリアンがウルトライブしてファイヤーゴルザに立ち向かったり、R/Bで果敢にグランドキングメガロスに立ち向かったりしてました。(どちらも最後は結局やられる...
余談ですが、今弾をコンプリートするまでに、ゴモラが3つ出るという...1個はレイオニックバーストに塗り直す予定です。
そういえばHGでもDGでもゴモラはノーマルとレイオニックバーストの2種を色替えで展開してましたね。DGに至ってはブルトーザーver.と尻尾切れver.も。
角度的には尻尾切れも再現できる。HGでゴモラが2回目に立体化された時は尻尾が切れる箇所で断面の造形がされてましたが、そういう遊びは今回はありません。
左右非対称の顔立ち。
まさに初代ゴモラ!!口の中も塗られているし、ツノの模様も綺麗。こりゃすごい。
今弾で唯一成型色むき出しのキャラ。若干ツヤが気になるような..
腹部のギザギザも細かい造形だけど、濃い茶色で塗ってくれても良かったのではないだろうか。
腹部は外れます。アルティメイトプラズマを放ちそう。
足裏。爪は塗装されてますが、特に造形等はされてません。
以上、4種でした。前弾よりやや塗装量が減った感じはありますが色々な限界があってこうなったんだと思います。
HGウルトラマン03では、新ヒーロー・ウルトラマンゼットやセブン、ゼロにウインダムが収録ということでこちらも楽しみ。