エントリーグレード ウルトラマンゼロ レビュー
バンダイから発売されたウルトラマンゼロのプラモデル。1000円+税。
パッケージ+ランナー
接着剤・塗料不要はもちろん、ニッパーを使わず手でパーツをもぎ取ることができます。まさにプラモデルの入門として素晴らしい。
仮面ライダー、アニメのULTRAMANでフィギュアライズスタンダードという可動できるプラモデルが発売されていましたが、これは可動できる実写ウルトラマンプラモデルの発売にも期待ができそう。
記念すべき第1弾は今年10周年を迎えるウルトラマンゼロ。主役は遅れてやってくるどころかトップバッター。
このあと続くかはゼロにかかっている。ニュージェネの架け橋になったゼロなら、きっとプラモ界でもやってくれるはずだ。
ところで、エントリーグレードでファーストガンダムも発売予定ですが、あれ色分け完璧で700円で可動式というとんでもないコスパ最強プラモなのが今から楽しみ。
説明書。フルカラーで分かりやすい。
スチール写真のゼロはブレスレットをはめていません。
銀河伝説かvsダークロプスゼロかベリアル銀河帝国序盤でしか見せていない姿なので、もはやレアな姿。。
ランナーと付属シール。
最近のソフビが塗装省略される中、この技術を使えば色々再現度の高いフィギュアが出来そう。
多色成形ランナー。HGのガンプラとかは多色成形ランナーを減らして色分けランナーを細かく増やすことでコストをカットしてたと思いますが、エントリーグレードでは採用されてるんですね。
目とカラータイマーがクリアパーツ。
赤ランナー。
この脚の曲線ラインと足裏の造形を一気に1つのパーツで再現するのすごい...
銀部分は成形色のため、ややウェルドラインが目立ったり、若干輝きが足りなかったり。
ソフビでも最近はゼロビヨンドだったり、ロッソブルだったりレイガだったりが銀成形色を使っていますね。
アクリジョンのシルバーでさっと筆塗り。
組み立て
折角のタッチゲートなので手でもぎ取りましたが、跡もほぼ目立たず。
右手だけ跡が目立つのでニッパーで処理しました。
左腕の分割、こんなところでしてるんだーとちょっと感動。
カラータイマーにはシールを貼りました。
転がしてカラータイマーの色を変えられる。
パチ組完成
そんなこんなで組み立て終了。
シールを貼る前なので、背面は銀色が部分が多い。
マスクと後頭部の間に若干肉抜きがあります。実物はそうでもないけど、写真で見ると気になる。
肉抜きといえば、片足の足裏は肉抜きされてます。パーツつけ忘れたかと思った。それかそのうち台座とか発売されるのでしょうか。
ビームランプは色分けされてません。
この写真で見ると特にですが、顔の色ムラが気になったので、後ほど銀塗装を重ね塗りしました。
あと、無加工だと目がちょっと暗いです。
顔は角度によって似てたりそうでもなかったり。
腹部アップ。ほんの少しだけ銀のラインが途切れてます。惜しい...シールもついてるけど、折角の色分けが丸ごと隠れてしまうのが勿体無い...
((恐らく、パーツの耐久力を高めるための仕方ない処理だと思うけども
カラータイマーは色無しのほか、先程貼った青、赤に切り替え出来ます。
メタリックで綺麗だけど若干ずれてしまったので、こちらも後ほど塗り直しました。
シール貼り+追加塗装
首周りと背中に貼るシールが付属していたのですが、そのまま貼ると銀部分まで隠れてしまうので、青部分のみ切り出しました。
目を一度外し、裏側を一部切り取り。裏から白のアクリジョンを塗りました。
完成。
腹部の途切れていた銀ラインも塗りました。
左腕の内側にある赤は色分けされていなかったので塗装しました。
プロテクターの溝も白で塗装。
青いシールを貼ったので背面も完璧。
目も明るくなったので満足。
ビームランプのメタリックシールが綺麗ですね。
カラータイマーの赤ランプも塗装。
フィギュアーツと比較。
改めてエントリーグレードのボリュームに驚く。
なかなか色んなヒーローを出すのは難しいかもしれませんが、今後のエントリーグレード ウルトラマンシリーズに期待です。