アルティメットルミナス ウルトラマン17(ウルトラセブン、ウルトラセブンX) レビュー
2023年3月発売。1回500円。全8種。
みんな大好きセブン弾。
ミニブック。最近は横長タイプじゃなくて、割と4面で長さのある長方形タイプが増えてきた印象。
今回は、昨年放送55周年を迎えたウルトラセブンと、同じく去年放送15周年を迎えた『ウルトラセブン40周年記念作品』である「ULTRASEVENX」がラインナップ。
特にセブンXの低価格帯リアルフィギュアは(少年リックで高額帯フィギュアが出たとはいえ)放送当時以来の快挙。
ゼアス、ネオス、セブン21と貴重な立体化を一般店頭販売で出し続けてきたアルティメットルミナスですが、まさかセブンXまでラインナップされるとは、本当に嬉しい限りです。
では早速2種を紹介。
今回はストップ光線のポージングです。ビラ星人戦、アンノン戦で使用。
基本的には過去商品の腕部のポーズ替え。また、マスクの金型の抜き方が変更になっています。
過去作(SP4のワイドショット)と比較。
肉眼で見るとそこまで変わらないイメージでしたが、写真で見ると明らかに違いが。今回のストップ光線ver.の方が顔がシュッとしていてカッコいい。
横から。
マスクの型抜きが変更になっているため、今回の方がマスクの微妙な位置に分割線が出来てしまっています。やや残念。
マスクの形状を良くするために、一長一短な感じ。
手袋の皺まで再現。ここは流石。
右手は2本、左手は1本指を突き出すのがストップ光線。
割と立体化されやすいポージング。
(というかセブン自体がめちゃくちゃ立体化に恵まれてる)
正面から見た部分が窪んでます。
今までのセブンにはなかったモールド。
平成セブンの一部スーツがこのタイプのアイスラッガーですね。
プロテクター。
なんと、先端の△部が離れて塗装されてます。すごい再現度。
今まではプロテクターの凹部まで塗装されてましたが今回は省略されてます。
全12話で見やすい上に、どの話も面白いです。宇宙人も全員新キャラでみんなカッコいい。。(全く宇宙人の出てこない、なんならセブンX自体が回想シーンでしか出てこない話もありますが)
そしてとにかくセブンXが強い。大好きなウルトラヒーローです。
背面。
基本的にオリジナルのセブンと同じ模様を踏襲しつつ、細部がより筋肉質になっています。
銀部分には、全身にハニカム模様がモールド。HDSやHGCOREのセブンXは再現されてなかった表現方法なので、素直に嬉しい。
頭部アップ。
こちらも今回のセブン同様、アイスラッガーの正面の窪みを再現。
普通のセブンはビームランプもちゃんと光るのですが、セブンXは大きさの関係か塗装で再現されてます。
また、黒目も個体差かやや大きい感じ。
アストラやマックスなど過去商品も黒目は当たり外れ大きかった印象なので、このサイズの量産品ではなかなか難しいのかな。
というわけで、プチ改造。
まずは彫刻刀で撫でるように黒目の塗装を落としました。
さらに、1mmピンバイスでビームランプを開穴。
ちょうど1mmピンバイスにピッタリサイズでした。
熱湯に浸けながら、ゆっくりと頭部を分解していきます。
超動の手首ランナーがちょうどクリアパーツだったので、細く削って押し込みました。
光った!!
黒目を再塗装、さらにプロテクターの凹部をガンメタで塗装。プロテクターの隙間を赤で墨入れしています。
やはり夜が似合いますね、セブンx。
何枚か。
墓場の画廊グッズやプレバンのロゴアクスタなどと並べて。
フィギュアーツとかも出して欲しいですね。
あとエイリアンの立体物も欲しい。
墓場の画廊で展示してあったセブンXのスーツ。↓
実際のスーツは、プロテクターの凹部が網状になってるんですね。かっこいい。
おまけ。
セブン、セブン Xにそれぞれ付いてくる改造パンドン用換装パーツ。
今回はルミナスユニットが少なくなった代わりに、パンドンの肉片パーツが6種類ラインナップされるというなかなかな構成。 セブンXのためにパンドンが出まくることを覚悟してましたが、まさかの2回でセブンとセブンXが当たってしまったので今回は一旦撤退しました。(こんなにすんなりウルトラヒーローをコンプできたのは初期の3弾くらいまでですね)
ウルトラヒーローのアソートが今までよりも増えているようで、それはそれでアリだなと。(ただし無塗装のストラクチャーと未完成のパンドンパーツだけで500円は流石にハズレ感は否めない...)
完成したパンドンのクオリティはなかなかすごそうなので、まぁプレバンで同じものを買うよりはお得なのかなあとは思います。
パンドンパーツをコンプリートする方は頑張ってください...
以上、アルティメットルミナス17でした。
まだまだ続いて欲しいシリーズです。
スコット、チャック、ウーマンベス、ナイスも出して欲しいなあ。