【ウルトラマンタイガ】ウルトラ怪獣シリーズ107〜116 ソフビ リペイント

 

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「この地球に、宇宙人が密かに暮らしていることはあまり知られていない...。」

 

タロウの息子、3人の異なる出身地のウルトラマン、劇場版R/Bで初登場のウルトラマントレギア本格参戦、さらにトレギアはタロウの親友...などなど、様々な濃い要素を盛り込んだ上で「異なる種族との共生共存」という、ある意味ウルトラらしいテーマに全面的に踏み込んだ「ウルトラマンタイガ」。

 

要素が濃すぎる為にもう少し掘り下げてほしい箇所もたくさんあったといえど、各話とも見応えある特撮シーンと考えさせられるストーリーの展開でとても楽しかった今作。

(なお掘り下げ自体は、ボイスドラマやライブステージ、超全集等で行われていた)

 

そんなタイガは、劇場版でギンガから始まる歴代のニュージェネレーションヒーローズが集結し、トレギア率いる怪獣軍団と大バトルを繰り広げ、一旦完結するはずだけども、新型コロナウイルスの影響で2020年3月の公開は延期。事態の終息と映画公開を待ちたい。

 

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ウルトラマンタイガ」放送に連動して発売したソフビのリペイントを10体分完成したのでこちらで一度まとめました。

 

 

 

 

107.最凶獣 ヘルベロス 

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第1話「バディゴー!」

第16話「我らは一つ」に登場。

 

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記念すべき令和怪獣第一号。前々作ではラストバトルにも出てくる重要キャラだったゼガンを尻尾の一刺しで倒してしまう強キャラ。

肩、腕、背中、尻尾と、全身がトゲや刃で覆われている。かっこいい。

 

ちなみに、背中のトゲから発射するのはヘルエッジサンダーという名前です。

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その後も16話でナイトファングとともに「スペシャルゲスト」として登場。

 

悪魔のようなツノが頭に生えている。ソフビでは別パーツで造形されているも、スーツよりもやや短く可愛い感じになっている。

 

タグ。(一部、加工箇所があります)

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リペイント前

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背面も含めてざっくりながら赤スプレーで塗装されてます。

 

 

 

108.毒炎怪獣 セグメゲル

 

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第5話「きみの決める未来」に登場。

 

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セゲル星人が惑星侵略の際に呼び出す怪獣。この回の観覧車を壊すシーンの見応えはスゴイ。

虚ろな瞳、ちらつく歯茎、グロテスクな要素もありつつ愛嬌のある顔立ち。「ウルトラ怪獣」らしさが溢れるデザイン。

 

デマーガのスーツを改造する予定だったとかなんとか。(結局新造された)

  

タグ。

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リペイント前

黒目がやや大きかったので修正しました

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109.悪夢魔獣 ナイトファング 

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第7話「魔の山へ!!」

第8話「悪魔を討て!」

第16話「我らは一つ」に登場。

 

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通称、赤目様。山の中から出てくる演出が見所。

フォトンアースのデビュー戦がナイトファングでした。

 

キメラベロスのスーツを改造する案があったものの結局新造されたそうで、翼の部分とかシルエットとか言われてみれば名残がある。

 

 

大きな第3の目玉が魅力。

頭部を切ることで、開閉ギミックを再現しました。

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現状、特に切っただけでジョイントを設けていないので、耳のような箇所に引っかけて飾ってます。紛失には気をつけないといけません

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タグ。

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リペイント前

 

元々の色数的にも、このままでもかなり満足いく仕上がり。

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110.吸血怪獣 ギマイラ

 

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第11話「星の魔法が消えた午後」

第12話「それでも宇宙は夢を見る」に登場。

声に出して読みたいおしゃれなサブタイトル。

 

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ウルトラマン80」よりまさかの復活怪獣。ギマイラの登場直前にはパゴスが復活したし、今後も新造形スーツでの復活怪獣に期待。

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 劇中では、口から長い触手を出します。

 

 

タグ。

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リペイント前

 

全身がやや明るめの青色になっています。メインターゲットである男児には暗めよりも明るい青の方が人気のカラーなんだろうか。

 

目の色が黄色なのも、「80」版ではなく「タイガ」版ならでは。

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ツノのグラデーションが綺麗。ツノの部分はリペイント後も特に弄ってません。

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111.惑星守護神 ギガデロス

 

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第14話「護る力と闘う力」に登場。

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光線を浴びるとそのエネルギーを使って分身するというトンデモ能力の持ち主。どんな強力な破壊光線を浴びても分身できるんだろうか...

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こんな相手こそタイタスが光線を使わずに拳だけで倒すかと思いきや、ナイトファングのリングを駆使して攻略。

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超全集に掲載されているデザイン画では、頭部のツノが片方折れていて、そのバージョンもちょっと見てみたかったり。

 

タグ。

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 スマートな見た目だけど体重は8万tと重め。

 

リペイント前

 

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成型色はラメっぽい黒。

 背骨みたいなデザインが個人的に好み。

112.培養合成獣 スカルゴモラ

 

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第15話「キミの声が聞こえない」に登場。  

トレギアによる名言『君と僕とでバディーゴー』が聞ける回でもある。

 

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太いツノは、劇中ではタイガにポッキリ折られていた。

 

 

尻尾のボリュームがシリーズ中ピカイチ。他の尻尾自慢の怪獣たちも見習ってほしい。

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設定の関係で、『ベリアル融合獣』から『培養合成獣』へ別名が変更された。

 

汎用性の低いベリアル融合獣を再登場させるのはかなり無理があるのでは??と当初思いきや...

本編の「オークションで入手したベリアルの遺伝子をチブル星人の実験で使用してスカルゴモラを誕生させる」という、ナイスアイディアだった。

そしてその流れでデスモンやバデータといった懐かしい怪獣たちもチョロっと再出演。

ウルフェスとかで展示されてるような、現存しているスーツ(というかギニョール?)もこういう機会をつくって出演してほしい。

 

市野監督もスカルゴモラの再登場の仕方などを解説されてます。↓

youtu.be

 

 

タグ。

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タグ上では『ベリアル融合獣』表記となっている。

 

リペイント前

 

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造形は秀逸。

先述の通り、ボリュームも申し分ない。

 

塗装は、レッドキング部分が頭くらいしか塗られていないけどそんなに気にならないレベル。

 

ちなみに、日本に先駆けて中国ではこのスカルゴモラが500サイズで発売されていたそうで。そちらは塗装も日本版より塗られていた。

 

 

113.雷撃獣神 ゴロサンダー

 

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第19話 「雷撃を跳ね返せ!」に登場。

どことなくタロウとかレオとか80とかに出演してそうなビジュアル。しかしおとぼけ顔ながらかなり強力な敵だった。

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当初、ペダニウムゼットンのスーツの改造を前提としてデザイン画が起こされたこともあり、胸の発光部分にその名残が見える。スーツは結局新造になったそうで。

 

ナイトファングに続きベリアル融合獣のスーツ改造計画→結局新造という流れが。果たしてキメラベロスやペダニウムゼットンに再登場はあるのか!?

(キメラベロスは2019年のウルフェスでも展示されていたし、ベリアルに関する展示等で今後も活躍するのかな、と予想)

 

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タグ。

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リペイント前

 

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塗装は最低限といった感じ。これはこれでソフビらしい柔らかさが出ていて良いと思う。 

リペイント後を見比べてみると、やや汚し過ぎてしまったかなぁと思ったり。

 

114.凶猛怪獣 ギーストロン

 

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第22話「タッコングは謎だ」に登場。

 

膝に生えているトゲは体当たりされたらめちゃくちゃ痛そう。

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頭のツノから出るビームによりビルやらヘリコプターやらがスパンと切れるのが爽快だった。ギーストロンよ、静かに眠れ!!

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ちなみに2019年のウルフェスで本編に先駆けて先行登場していたが、あんまり目立った活躍はしないで終わった感。

 

スーツはソフビほどウロコのディテールが入ってなかったように見える。

 

タグ。

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リペイント前

 

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ギマイラと同じような成型色。

口の中は、全体の歯は塗られておらず長い牙の部分のみ塗装。

 

リペイントでは、艶消しブラックの上からメタリックブルーを塗装しています。

 

115.オイル怪獣 タッコング

 

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第22話「タッコングは謎だ」に登場。

 

 

帰ってきたウルトラマン」の頃とは打って変わって神様的ポジションになったタッコング。いきなりの大抜擢は本当に謎だった。でもそんなタッコングもまた一興。

 

劇中では戦闘BGMも凝ってた。

 

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腰(?)と尻尾は分割されて造形。ただし可動は腕部のみ。そもそも実際のスーツもそんなに動かないだろうけど。

 

 

タグ。

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 今までのタグは背景に謎のオーラが纏ってましたが、タッコングは青空が広がっております。健康そう。

リペイント前

 

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吸盤を丁寧に塗装してる箇所と、スプレーでざっくり塗装してる箇所があります。

 

 

 

 

116.邪神魔獣 グリムド

 

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「劇場版ウルトラマンタイガ ニュージェネクライマックス」に登場。

 

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腹部の顔や膝の模様など、どことなく劇場版ウルトラマンエックスに登場したザイゴーグを彷彿とさせる。

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現状、動いているグリムドの活躍は予告編の数秒とアプリゲームのウルバトぐらいでしか見れない。

予告で見る限りだとニュージェネたちの最強形態ですら敵わない感じがしている怪獣。

早く映画が見たい!!

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背中の模様は、ソフビのモールドとスーツではだいぶ異なったので、半分くらいフリーハンドで描いた。

 

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例年なら劇場版怪獣は巨大なDXサイズで発売されるところですが、今回は定番サイズなので、ヒーローと並べるとやや迫力に欠ける。(と言いつつ個人的にはDXサイズよりも置き場所に困らない定番サイズの発売が嬉しかったりするけども)

HGシリーズと並べるといい感じ。

HGウルトラマンタイガのレビューはこちら。

zettokonzzzz.hatenablog.com

タグ。

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 宇宙遺跡ボルヘスについては、超全集に収録されてる小説でも触れられる。トレギアの胸に拘束具がつけられる背景が明らかに...!!

リペイント前

 

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写真だと伝わりにくいが、表面はツルッツルのツヤッツヤ。

金型をつるつるに加工しているんだと思われる。

全身が真っ青でこのままだとかなり見辛いけど、造形は細かいです。

 

映画の予告編↓

https://youtu.be/MvrAClBFHKA


「最悪な黒幕 トレギア」のキャッチコピーが妙にツボ。

 

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ニュージェネクライマックスでニュージェネヒーローたちと闘うチームで。

 

 

タイガは、DXサイズでの発売がなかったり、そもそもラスボスのウーラーが発売されなかったりと例年よりイレギュラーが多かった印象。

あと、ヒロユキ的に重要なキャラであるチビスケことキングゲスラの500サイズでの再販もなかったな。エックスの時に発売していたので金型自体はあるはずなんだけども。

 

それはそうと、発売されたソフビはどれも素晴らしい造形だったと思う。キャラクターもバラエティに富んでいたし。次回作の「ウルトラマンゼット」でも色んな新怪獣の活躍に期待。

 

あとは映画を楽しみに待ちます。

 

 

zettokonzzzz.hatenablog.com