HGウルトラマン03 レビュー
2020年9月発売。1回400円。 全4種。
リブートしたHGウルトラマンシリーズも遂に3弾。堅実なラインナップと綺麗な塗装は今回も変わらず。
ミニブック。
現行作品のウルトラマンZが初登場。
10周年のゼロに、父親のセブン、カプセル怪獣のウインダムがラインナップ入り。
ゼット弾ともセブン弾ともとれる顔ぶれ。
カプセル。
ゼット、ウインダム→ピンク
ゼロ→水色
セブン→黄色
でした。ゼットがダブっただけで、5回でコンプリートできた。
おそらく今回も均一アソート。
アルティメットルミナスよりも集めやすくて助かる。。
目次
ウルトラマンZ アルファエッジ
ウルトラマンゼットが、ゼロ師匠、セブン師匠、レオ師匠のメダルを使って変身した姿。実質的なメインフォーム。
最新ヒーローがラインナップ入りするとやはりテンション上がります。
パーツ分割
初のHG化であり、個人的に今回一番期待していました。
ポーズが、ただの棒立ちではなく少し首を傾けているのが良いですね。
なんとなくHGコスモスのエクリプスモードを思い出す。あとアルティメットルミナスのオーブオリジン。
多分、最新ヒーローなので商品の企画が始まった頃はまだゼットの決めポーズが決まっておらず、無難なポーズで作ったのかなぁと。
なで肩気味なので、もう少しだけ胸を張って欲しかった。
頭部アップ。
細くて特徴的な目を再現しています。視界狭くて見辛いんじゃないだろうか。特に目尻の辺りとか。
ビームランプの塗装も完璧。
中央のスラッガー部分の丸い凹みも6個しっかり造形。
耳辺りのメカニカルなモールドはやや甘めですが、サイズを考えると頑張ってる。
首回りの銀塗装がやや省略。でも背中のチャックは塗装してくれてます。この辺りはリペイントしたい。
腕部と手首。黒、青、赤、銀と細かく塗装。
脚部の分割。
分割ラインを目立たせないためか、すごい奥まったパーツ分割がされています。
ウルトラマンゼロ
パーツ分割
ノーマル状態のゼロとしては、DGウルトラマン2の構えポーズ、サーガ公開時のHGウルトラマン1のウルティメイトイージス持ち、HGウルトラマン3のさすらい状態に続いた4度目の商品化。今回は10年の時を経て、原点回帰な、装飾なしのシンプルなゼロです。
DGウルトラマン2のポーズと似ているようで、手の構えは違います。
角度によって表情が変わる顔マスクも再現。
プロテクターの溝は銀のままです。
首の中央に本来は銀色の四角い模様があるはずですが、モールド・塗装が無いですね。
パーツ分割。脚部は朱色の成形色に青と銀の塗装。 腰部の朱色は青塗装の上から重ねて塗装されてます。
若干色が違うのが気になる...
最近発売されたゼロたちで並べて。
順にエントリーグレード、HG、アルティメットルミナス。
それぞれ似ているようでカラータイマー色替えギミックや発光ギミックと個性を発揮していますね。
それはそうと、最近発売されたゼロなのにみんなウルティメイトブレスレット装着してないんですが...
ブレスレットしてないゼロは銀河伝説、vsダークロプスゼロ、銀河帝国の冒頭だけなんですよね。コスト削減のため??
主役は遅れてやってくる組。
ウルトラビッグマッチ組。
vsダークロプスゼロ。
因縁のベリアルと。
親子共演。
直近のHGとも並べ易いのが顔が広いゼロの魅力。
ウルトラセブン
HG規格では何度目なのか数えるのも大変なウルトラセブン。
(造形違いだけで今までに....2弾でファイティングポーズ、7弾でエメリウム光線、12弾でアイスラッガー、18弾でワイドショット、21弾でvsナース、25弾でウルトラ念力、28弾でvsギラドラス、30弾で手に腰当ててるポーズ、31弾でvsエレキング、33弾でvsパンドン、35弾でピースするタイプのエメリウム光線、39弾で飛行ポーズ、40弾でファイティングポーズのリメイク、48弾でストップ光線、HGCORE4弾、DG2弾、ウルトラファイト弾、プレバンでvsキングジョー、、と、これに同一金型の色違い再販などが加わる。なんか漏れがある気もするけど、、、)
HGCOREのファイティングポーズと結構似てる気はする。
パーツ分割
アイスラッガーの穴空きも再現。ただし着脱はできません。
横顔のカッコよさよ。。
手袋の模様。
腹部のライン。
スーツのファスナー。
背面の電池ボックス。
昭和セブンのスーツを完全再現。
HGセブンは何個も手にしてきて、目も肥えているはずですが、今回も本当に良い出来です。
良い出来だけど、まだHGで出ていないニュージェネを優先して欲しかった気も....でも商業的には、やっぱりセブンは強いんだろうな、、
ウインダム
今回の怪獣枠。ゼットン、ゴモラと超人気怪獣が続いてきたので、ウインダムのラインナップ入りにに当初はアレ?となりましたが、まさかウルトラマンゼットで準レギュラー化するとは。
ゼットでは完全に「操縦するロボット」でしたが、元祖・カプセル怪獣版として登場しました。
パーツ分割。
HGとしては、セブン版は2度目の立体化。メビウス版も含めれば3度目ですね。
目とレーザー光線出るところが塗装されてます。あとは全部銀色で塗られてますね。
カプセル怪獣としては、ミクラス、アギラを差し置いてセブンでは3度の出番がありました。
カナン星人に電子頭脳をやられて、セブンと追いかけっこするシーンが印象的。
その後も平成セブンで2度の活躍があり、ウインダムはダンの中でも特にお気に入りだったのでしょうか。
今回、特筆すべきはこの造形の美しさ。
腹部のシワも、全身の穴もとにかく素晴らしい。
写真で撮ると、セブン当時のウインダムがほんとに出てきたのかと錯覚するほど。
メビウス版(ファイヤーウインダム)と。
しっかりセブン版の顔ですね。
同じようで、全然違う顔つき。
ウルトラマンゼットでは、販促期間こそ全身の穴からミサイル攻撃したり、ジェット噴射したりと、強力なエネルギーの持ち主として描かれてましたが、最近はキングジョーストレイジカスタムの引き立て役になってしまいちょっと悲しい。グルジオライデンにお腹を食いちぎられるのはほんとに痛々しかった。ある意味、本来のカプセル怪獣としてのウインダムに原点回帰しているとも考えられるけど。
以上、4種でした。是非今後も末永く続いて欲しいシリーズ。色んなキャラを出して欲しいです。