「ウルトラマン基金 ゼロと見よう特別配信」ゼロのコメントと、感想

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毎週の楽しみだった、ウルトラマン基金のピックアップ配信。ついに配信終了しました。

全話、1度は見たことはある回でしたが、ザランガの回は放送当時以来だし、他も10年ぶりに視聴、とかの回もあったりだったので新鮮な気持ちで楽しめました。

 

m-78.jp

 

 

配信日から翌月末までの限定配信ということで、恐らくDVDの特典などにもならなそうな、ゼロの導入部分を文字起こししました。この冒頭シーン、列伝っぽくて良かったです。


そういえばゼットのボイスドラマでも「列伝時空」について触れられてましたね。初代MCですからね、ゼロ。

 

(第1回の空の贈り物のみ、文字起こしするタイミングでは既に配信終了していて見れなくなってしまったので、確かこういうこと言っていたよな??という記憶を頼りに書いています。間違ってたらすいません)

 

 

 

 

導入部分(共通)

よぉ、みんな。ウルトラマンゼロだ。おうちで過ごす時間が増えたり、いろんなお約束事があったりで、元気なみんなにはちょっと窮屈な毎日かもしれないよな。

でも今は、みんなで頑張る時なんだ。だから一緒に工夫して、少しでも楽しい時間を過ごそうぜ。そんなわけでオレは、みんなへのメッセージを込めて、おすすめのウルトラ作品を、用意してみたぞ。

 

 

① 空の贈り物

今回紹介するのは、ウルトラマンから「空の贈り物」。キーワードは、どんな時でも油断は禁物、ってことかな。それじゃ、楽しいひと時を。

 

 

※この回のみ、記憶を頼りに書いています。

 

実相寺監督の名回。

あれやこれやと作戦を展開する科特隊が見ていて楽しい。スーツ改造繋がりのガマクジラが元ネタの作戦も出てきます。

また、ハヤタ隊員のスプーン変身が有名な回です。

ほかにも、おつかいで傘を届けるのにビートルを使ったり(しかもビートルから落とす!!)、「空の贈り物」の例として飛び降り自殺を描いたりと、なかなか今じゃ出来ない描写がたくさん。(特に飛び降り自殺はかなりきわどい・・・!)

 

 

 

 

 

ガンQの涙

今回紹介するのは、ウルトラマンギンガSから、「ガンQの涙」。みんなはこのお話を見て、どんなことを思うかな。それじゃ、楽しいひと時を。

 

 

全16話という短い話数のギンガS。玩具の販促や主軸のストーリーを進めるのに忙しい話数ですが、この「ガンQの涙」と、次の「君に会うために」はちょっと主軸から外れた異色回でした。初めて見た時は、ウルトラマンの復活を強く確信しましたね。。映像の質感も含めて、めちゃくちゃ好きな回です。

 

ちなみにこの回でギンガコンフォートを久々に使ったりしましたね。ギンガストリウムの状態でも使えたんだっていう。

 

 

③ ニセモノのブルース

今回紹介するのは、ウルトラマンオーブから、「ニセモノのブルース」。

ん?このタイトル、いったい何が起こるんだ??

ま、とにかく一緒に見てみよう。それじゃ、楽しいひと時を。

 

ウルトラの星と地球をぶつけさせようとした大悪党な宇宙人、ババルウ星人。アストラやヒカリに化けていましたが、今回はオーブに変身。しかし、まさかの本物のヒーローになるとは...。衝撃の内容ですが、既存のウルトラ怪獣を新たな切り口で描くニュージェネシリーズの、ある意味で模範的作品となっています。

 

 

 

④ 激撮!Xio密着24時

今回紹介するのは、ウルトラマンエックスから、「激撮!Xio密着24時」。

Xioって、どんなところなのかな。平和のために働く人たちを、ちょっと見てみよう。

それじゃ、楽しいひと時を。

 

この回も大好きですね。テンポが良いし、カメラワークも素晴らしい。

 

今後の展開を踏まえて色んな伏線が散らばっているのも見どころ。

 

当時は、まさか「ウルトラQdark fantasy」からセミ女が復活するとは思いませんでしたが、今となってはタイガでセミ少女が出たり、ウルクロでセミカが出たりとお馴染みのメンツになりましたね。

 

ケムール人もカツ丼食べるんだな...

 

ザナディウム光線を電車の中から撮ったカットと、その後飛び立つエックスがお天気カメラに映るカットがリアルですごい。

 

⑤ 侵略の脚本

今回紹介するのは、ウルトラマンダイナから、「侵略の脚本(シナリオ)」。

想像力は夢見る力。優しい想いはきっと、みんなの明日を明るくしてくれるぞ。それじゃ、楽しいひと時を。

 

 

ジー星人の3人の掛け合いが楽しい回。オチも面白いですが、彼らのその後はOVで描かれることになります。

 

登場怪獣は頭部だけのガラオンですが、アパートにはコガラオンという頭身が高いガラオンもいました。

ガラオンは残念ながらあっさり故障。その後は抱き枕として使われてましたが、もし巨大サイズでの活躍も、それはそれで見たかったかもしれない。

 

 

⑥ 無敵のママ

今回紹介するのは、ウルトラマンメビウスから「無敵のママ」。みんなを大切に思ってくれている人に、ありがとうと、きっと言いたくなるぜ。

それじゃ、楽しいひと時を。

 

帰ってきたウルトラマンのパロディで復活するママ。

サーペント星人は、めちゃくちゃ硬そうな体表に見えてナメクジのような体質なのが面白いです。

サーペント星人も、劇場版オーブ以降よく見かけるようになりました。

 

 

⑦ ガイアに会いたい

今回紹介するのは、ウルトラマンガイアから、「ガイアに会いたい」。勇気を持って一歩を踏み出す。そんな一歩の大切さに気付いてくれたら、オレも嬉しいぜ。それじゃ、楽しいひと時を。

 

 

肩の力を抜いて見られる作品が多い「ゼロと見よう」シリーズの中でも、シリアス要素強めな今作。

 

 

堤チーフはタロウくんに顔を直接見せて、シグファイターの操縦を教えましたが、田端さんが批判していた「ゲームの駒のように命令する戦術家」ではないことを描いてとても良いシーンですね。

 

そりゃ冷静に考えなくてもタロウくんの勝手な行動はコラ!って感じですが...タロウくんがガイアに会いたかった理由がめちゃくちゃ感動します。アグルとガイアが手繋いでる絵なんか見たらね....(そして次の回で堂々復活するアグル)

 

ところで、あの「選ばれたみんなや、選ばれなかったみんなの気持ちを伝えたかった」と出てきた絵は、一般公募したんでしょうかね。バジリスやキングオブモンスがいるから、劇場版の頃に募集してる??

エリアルベース見学のこども達は(タロウくん以外は)一般公募の当選した子たちということでしたが。

 

 

 

⑧ ベッドから落ちたいたずら星人

今回紹介するのは、オレの師匠、ウルトラマンレオから、「ベッドから落ちたいたずら星人」。

素直にごめんなさいと、謝れることは、大切だぞ。それじゃ、楽しいひと時を。

 

個人的に、レオの中でトップクラスに好きな回。まず、東京中のドーナツ食べる宇宙人がいるってことで出動するMACが緩くて良い。

 

そして、この回はリトルMACメイン回です。いや今回だけしか出ないけど。ダン隊長のモノマネして松葉杖ついてる子がいるのが細かい。

まぁこの子がコロ星人のしっぽ取ったのが大事件になったわけですが、

めちゃくちゃ反省して、みんなも逃げないで残ることを選んで、コロ星人が美しい心に感激する流れはなんかホッコリしますね。

 

特撮パートでは、ボクシング対決するときの「ラウンド」表記出るのも面白いし、「もっと盛り上がれ!!」って煽るレンボラーがかわいい。そしてラストで、「謝れ!!」ってコロ星人に言われて謝るレンボラーかわいい。鉄塔を直せずまた謝るところも。

 

 

⑨ 地球生まれの宇宙怪獣

今回紹介するのは、ウルトラマンコスモスから、「地球生まれの宇宙怪獣」。希望は、優しい眼差しの先にある。え?どういうことかって??

ヘヘッ、それは見てからのお楽しみ。それじゃ、楽しいひと時を。

 

特に悪さをするために地球にやってきたわけではない怪獣ザランガ。その目的は、子どもを出産するためだった。


ベビーザランガがかわいい回。

 

前半、ルナモードがザランガに振り回されて「時に拳を」の拳を握るのがレアシーン。


シェパードも海の音を流すことで大活躍。(これ結構爆音なのでは)


 

一般市民が花火打ち上げたせいでザランガが街へ向かってしまうのは「おい!!!」ってなりますが、なんやかんや無事出産できて、ザランガを市民が見送るシーンは良いですね。

フブキが男の子を肩車してるのが。

 

 

⑩ 落日の決闘

今回紹介するのは、帰ってきたウルトラマンから、「落日の決闘」。

心からの想いを伝える大切さを、感じてほしいな。

それじゃ、楽しいひと時を。

 

 

坊やのいたずらで、道を間違えたカップルの車がミニチュアで階段落っこちるシーンがすごい。ギャグだけど冷静に考えるととんでもない事故になる...

しかしそんな坊やにも色々と事情があって...

 

迷彩仕様のマットビハイクルがカッコいいです。

 

上野隊員が吹っ飛ばされても、丘隊員が「隊長、上野隊員です」と冷静なのが面白かった。

 

キングマイマイが死んでるのか生きているのか、ジャックも帰っていいのか判断に迷うシーンは、見ているこちらもハラハラしましたね。結局生きてたけど。

 

 


「ゼロと見よう」コーナーはおわりましたが、80、グレート、マックス、さらにZ関連のピックアップ配信とまだまだ充実しているので今後も楽しみです。